6月2日「へそミーティング in 山中湖 2024」開催しました!
自然を愛するライダーが富士山の麓に集結
6月2日(日)、ライダーによるライダーのための自然環境イベント「世界環境デー Joint Motion へそミーティング in 山中湖 2024」を開催いたしました。 温帯低気圧の影響もあり、あいにくの天候のなかでの開催となりましたが、それでも様々な地域から沢山のライダーにご来場いただきました。
ステージコンテンツ
ステージは、yuco先生によるヨガリトリートからスタート。疲れた時すぐに役立つ使えるヨガ体操を教わりながら、体をほぐしていきました。ちなみにyuco先生はSSTRへの参加経験もあるライダーです。
山中湖村の長田與之(おさだ ともゆき)副村長 が登壇。参加ライダーに来村のお礼を述べると共に、ツーリングプレイス山中湖村の魅力をアピールしました。
バイクとライダーは自然と共生できるか
この日のメインコンテンツは、自然環境とバイクの共生や、未来への展望などを話し合うシンポジウム。FM FUJIのラジオDJとして活躍中の鈴木ダイさんとタレントの下川原リサさんによる司会進行のもと、地球村研究室代表・東北大学名誉教授の石田秀輝さん、シンガーソングライターの白井貴子さん、風間深志がそれぞれの見地でトークを展開しました。
石田秀輝/地球一個分の暮らしを楽しもう
「私たちは自然の中に活かされているにもかかわらず、地球の自己修復能力の2.8倍の消費をして自らの環境を待ったなしの状況に追い込んでしまいました。今後の地球は、人々が「地球1個分で暮らすこと=4割の暮らし」を工夫して楽しめるかにかかっているんです。といっても、これは決して我慢の世界ではありません。常に自然と共にあるライダーならいち早くそのヒントに気づけるのではないでしょうか」
白井貴子/まずは身近にできる環境保護を
神奈川県環境大使を務め、環境省3R環境マイスターとして、リユース・リデュース・リサイクルを推進するなど、環境保護活動を積極的に行っている白井さん。
「ラップ類の利用を控えたり、バクテリアを利用した生ごみゼロの暮らしを実践したりなどを通じて、身近にできる環境保護を皆さんにおすすめしています」
風間深志/自然の魅力を誰よりも知るライダーだからこそ
「バイクの醍醐味は自然に身をさらしながら走り、その有難みを五感で感じることです。そしてツーリングの本質は自然を感じることなのだと確信しています。へそミーティングは、そんな誰よりも自然を楽しんでいる我々ライダーが地球環境といかに共存していくのかを考え、社会に発信するためのイベントであり、大きな意義があると思っています」
白井さんのミニライブではライダーと自然を意識したナンバーを演奏。パワフルな歌声と本田清巳さんのギターで会場が大いに盛り上がりました。
1.RUN
2.森へ行こう!(第61回全国植樹祭テーマソング)
3.NEXT GATE 2022
4. CHANCE!
5.あの素晴らしい愛をもう一度
白井さんは今年、ミュージシャン、俳優、アーティスト、クリエーター等、約80名によって制作された令和6年能登半島地震被災地応援ソング「明日という名の種をまこう」の制作にも参加されています。
金沢星陵大学名誉教授で、本イベントを主催するJRFの理事も務める池田幸應氏より、令和6年能登半島地震における被害状況や、日本赤十字社石川県支部とJRFの連携についてのトーク。「(社会から)忘れられたくない、そして来てほしいというのが被災地の願い。ツーリングするのはまだ難しい状況ですが、ルールを尊重した形で是非多くのライダーにボランティアに参加してもらいたいですね」
リユース品を活用して地球に優しい暮らしを——そんな意味を込め、YAMAHA発動機 様、アールエスタイチ 様からサンプル製品等をご提供いただいてジャンケン大会を実施。風間深志も私物を多数出品し、大いに白熱しました。
出展ブース等
昨年に引き続き、JRFブースではグリーンのものを身に着けてご来場したライダーにコーヒーを無料サービス。この日の気温は11~16℃だったので、温かいコーヒーが美味しかったのではないでしょうか。白井貴子グッズやへそミーティングオリジナルグッズなども販売しました。芝生エリアでは、リサイクルで地球に貢献しようということで、バイク用品の物々交換会も実施しました。ライダー同士の交歓の場ともなり、こちらのブースも活況でした。