日本赤十字社×JRF(日本ライダーズフォーラム)が連携協力
にっぽん応援ツーリングを運営する日本ライダーズフォーラム(以下JRFという)と、日本赤十字社石川県支部はこの度、社会貢献活動についての連携協力を行うことになり、その一環として、JRFは災害発生時に「災害時支援団体」として現地で活動できるようになりました。
この連携協力により、モーターサイクルの機動性や、ライダー相互のネットワークを社会に活かしていくJRFの災害支援体制の基盤がより強固なものとなります。
「令和5年5月能登地方地震」の発災
JRFでは、本年発生した「令和5年5月能登地方地震」の発災直後より、被災地域の関係者と連絡を取り合い、現地ニーズの聴取に努めてまいりました。
その要請にこたえる形でこれまでには…、
・「ふるさと納税の活用による経済支援の呼びかけ」
・「風評被害発生防止のためのPR」
・「SSTR千里浜ゴール受付での募金箱の設置」
…などの支援活動を行ってきたところです。
現地のニーズについては?
一般的に、災害発生後は直ちに各都道府県の「ボランティアセンター」や「社会福祉協議会」、「日本赤十字社」等で災害対策ボランティア本部が設置され、災害発生地域の各市町社会福祉協議会の現地ボランティアセンター本部がボランティアの志願者を募集し、支援活動を実施する体制となっています。
今回、地震の被害が大きかった珠洲市でも、同様の体制が取られていますが、現地では混乱を避けるため、ボランティア人員の募集は奥能登2市2町「珠洲市」「輪島市」「能登町「穴水町」の住民・団体および、石川県県民ボランティアセンターの募集による個人(県民)のみに限られています。
SSTRやにっぽん応援ツーリングのFacebookアカウントには発災直後より、ボランティア志願の声も多く寄せられましたが、JRFでは上記の理由から、今回の地震に関する公式なボランティア募集は行ってきませんでした。
災害地域でのボランティアが可能に
今回JRFが日本赤十字社石川県支部と連携協力を行ったことで、にっぽん応援ツーリングのエントリーライダーによる災害被災地域(今回は珠洲市)でのボランティア活動に道筋が開かれ、大きな意義があるものと確信しております。
今後は石川県をはじめ、全都道府県の日本赤十字社支部とも連携し、災害支援をはじめ、様々なニーズに応えられるよう、支援体制の強化に努めてまいります。
ボランティアの志願方法について
1.現地に入る前に
現地でのボランティアを志願される方は、現地に入る前に必ず下記の3か所に手続きを行ってください。
① JRFとして支援団体認定を受けていますので、にっぽん応援ツーリングのエントリーを行ってください。
② JRFの人員として現地に入れるのは、「団体」に限られるため、ボランティア志願にはにっぽん応援ツーリングライダー複数人(2人以上)でのお申込みが必要です。
そこで、にっぽん応援ツーリングのFacebookアカウントにおいて珠洲市へのボランティアに限り、参加に際してのメンバーを募ることは可 としますのでご活用ください。※
※ グループにお一人、代表者を必ず決めてください。
※ Facebookには個人情報を書き込まないでください。
※ JRFでは公式な応募を行いません。
③ 現地でボランティア活動を行う際には、
事前に必ず珠洲市災害ボランティアセンターホームページをご確認の上、代表者の方に取りまとめていただき、
珠洲市災害ボランティアセンター
〒927-1214 石川県珠洲市飯田町5-9
電話 080-6879-9570
に、活動される方全員のお名前・活動予定日を伝えてお申し込みください。
④ ボランティアの受け入れが確定したら、にっぽん応援ツーリングのお問い合わせサイトに、【珠洲市ボランティア】とご記名の上、代表者の方のお名前、活動される方全員のゼッケン番号・活動予定日をご入力ください。
⑤ さらに、
日本赤十字社石川県支部、総務課 中井佳祐
電話 076-239-3880
にも、活動される方全員のお名前・活動予定日を伝えてお申し込みください。
これらは現地での人員と現地ニードを適切にコーディネイトをするために欠かせない手続きです。
連絡が複数となり大変お手数ではありますが、現地入りの前に必ず上記の団体の承認を受けてから現地に入られますよう、お願いいたします。
2. 現地の承認を受けて活動するときは
① 現地での活動に際しては、必ず現地の災害ボランティアコーディネーターの指示に従ってください。
② 活動の際には必ず、にっぽん応援ツーリングのビブスを必ず着用してください。
ご不明な点・お問い合わせ先は
日本ライダーズフォーラム事務局
電話 03-3447-8522 (平日10:00~17:00まで受け付け)
SSTR2023日本赤十字社ブースでは、にっぽん応援ツーリングにエントリーされた方に、日本赤十字社×SSTR×JRFの特製コラボステッカーを進呈しました。
SSTR期間中は、千里浜ゴールに日本赤十字社ブースを開設!
日本赤十字社石川県支部とJRFとの関係を取りまとめている池田幸應氏(金沢星稜大学 名誉教授・JRF理事・SSTRアドバイザー)も、ブースで説明に努めました。