日時：6月2日（日）​​10:00～15:00（雨天決行）
会場：山中湖交流プラザ きらら
入場無料

​自然と共生するライダーであるために

オートバイで走ることの面白さや気持ち良さ、そして困難などの諸々は自然との関係で生じるものだ。

ヒトの五感や感性を研ぎ澄ましてくれる稀有な乗り物がオートバイであり、自ずからライダーは気候や地形、地質、植生といった周囲の自然環境のわずかな変化を鋭敏に感じ取るようになる。だからオートバイで旅をすると自然に対する敬愛の念が湧き上がってくるのだ。

僕が北極点や南極点などへの冒険で得た最大の学びは「自然の素晴らしさや偉大さ」を身をもって理解できたことである。そしてツーリングラリーイベント「SSTR（サンセット・サンライズ・ツーリングラリー）を始めるきっかけにもなった。

優しくも厳しい自然は、ライダーにとって不離一体の重要なパートナーであり、オートバイは母なる自然とライダーをつなぐ絆、すなわち「へその緒」なのである。

国連が定めた世界環境デーに合わせて開催する「へそミーティングin 山中湖」は、人並み以上に自然からの恩恵を享受しているライダーだからこそ、率先してカーボンニュートラルをはじめとする環境保全活動に取り組むという意思の表明だ。

日本の豊かな自然の象徴、富士山の麓に集い、我々ライダーは誰よりも自然を敬い、慈しみ、尊ぶヒトであるというメッセージを大きな声で発しようじゃないか。

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​​一般社団法人 日本ライダーズフォーラム代表　風間 深志